« 幸運のスイッチを入れる。 | メイン | 日本画と鶴と日記帳 »

2008/01/19

帰郷十年目の年頭に

だいぶ長いことブログ更新できませんでした。
このごろ日記になってないじゃんと つっこ
みをいれたくなりましたが、ちょっと今回は
深い考えがございましたんで。

今年でついに帰郷十年目になります。
それ以前の私は関東圏でデザイナーとして好
きなことを、自由気ままに一人でやってきた
んですが、帰郷してからは実家に住んでいる
ので、自由もなく仕事の方向性もいままでの
ようにはいかなくなるような諸状況が次々と
やってきて、もう本当にどうしていいのかわ
からないくらいに迷いに迷った10年だったよ
うに思います。

しかしながら、その間に出会えたナマケモノ
倶楽部でのスローライフ実践普及活動なる、
前代未聞の環境文化NGO活動のおかげでこ
れから先向かうべき大きなテーマ
=エコ&アート=農と芸術
が見つかりました。

すると機能不全になっていた家族が蘇り…
高齢者の両親も第三の人生の生き甲斐をみ
つけることができて、弟も9年の引きこもり
から目覚めていって、私も第二の人生を模
索し始めることができたのであります。

そこでさらに今年の初め ようやく家族全
員のやりたいことが明確になり夢の形がま
とまりました。

それは
「田園ワークショップギャラリーカフェ」
スローライフの提案とエコアートの拠点
を郊外の畑の近くにつくること。

だけどそれはただ箱物をつくることや、
商売で飲食をやるためではなく、自分た
ちや仲間たちの作った作品や技が展示で
きる場所がつくりたいねという弟・母・
私の夢と、畑作業で盛り上がっている父
の念願の休息小屋を兼ねたスローな仲間
と気軽に交流できるゲストハウスを一つ
にしたプラン。

畑作業のあとに 少しくつろいでお茶で
もできたらいいね 
雨の日には小屋で作品をつくって 
ときどき 友達を招待して 手煎り焙煎
コーヒーとちょっとした軽食をふるまっ
て 和みたいよね
たまにはちょっと音楽イベントしたり…

ってな家族それぞれのやりたいことをコラ
ージュしていったことから生まれたスロー
なプランでした。

で、これがいつ出来上がるかもまたまた
よくわかりません。

私は今年からデザイナーから作家としての
転向を本気で行うことになり、その修行と
心身鍛練そしてギャラリー女将としてのリ
サーチを兼ねて大和へプチ文化留学に出か
けることになったりいたしまして…

引き続きプランは至ってスローにすすめら
れております。(なんと言っても、私より
家族が至ってマイペースなため)

これまでいくつかの店のオープンに立ち会
ってきたのですが、もしも自分が店を作る
としたら、きっとこのように短期間のスケ
ジュールで計画通りにすすめることはきび
しいだろうなという予感はしてました。

というのも、まずは一番の難題でした、
機能不全に陥っていた家族関係を修復する
のに数年、各自の能力を発掘して育成し、
それぞれ本当にやりたいことを抽出してそ
のモチベーションを維持できるものになる
までまた数年、活性化されて個性がはっき
りしてきた家族の意見がおちついてまとま
るまで数年かかり、技を磨くのに数年、理
想の表現方法と形をみつけるるまでにまた
また数年…。

結局 今年このようなスタートラインに立
てるまでに、何と10年かかっているではあ
〜りませんか!(笑)

この下準備からの計画をまともに最初に細
かく見積もってしまってたら、時間も予算
も膨大すぎて早々に挫折していたことでし
ょう。

だけど、とにかく今やれることに集中して
根気よくやりつづけていけたことで今日に
至れたのです。

いかに「待つ」ことが重要で、かつ忍耐力
のいることかを これでもか というくら
いに学ばされ続けた修行の10年でもありま
した。今思えば…

それは私の我力や想いだけではとても乗り
越えられるようなプランではないので、み
んなの思いとパワーがあり続けたからこそ
の今日なのでした。

本当に のっけから 
感無量の新年となりました。

ありがとうございます
そして本年もよろしくお願いいたします。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。